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2004.06.19

アイオワからロッキーへ(3)

3日目 Boulder - Rocky Mountain National Park - Mills Lake - Estes Park

3日目はいよいよ待望のロッキーマウンテン国立公園を訪ねる日である。朝8時にTravelodgeを出発し(朝食はモーテルのドーナツ!)朝9時半にはEstes Parkに到着、公園入り口からすぐのBeaver Meadows Visitor Centerに立ち寄り、天気やトレイルの情報を仕入れた。
有名なTrail Ridge Roadは丁度この週末からオープンする予定だったのだが、悪天候のため閉鎖されていた。とても残念だ。

当初の予定は、地球の歩き方で紹介されていた「Flattop Mountain」ルートをトライするつもりだったのだが、センターのレンジャーに「山頂付近は天気が荒れているから絶対やめた方が良い。」と言われたので、急遽Mills Lakeへのトレイルを歩くこととした。このトレイルは難易度が「やや難」、距離が2.5mile, 高度が700feetになっており、Bear Lakeからの出ているEmerald Lake等のトレイルに比べるとやや長いようだ。

Estes Parkから入園し、そのままBear Lakeロードを進み、Glacier Basin駐車場でシャトルバスに乗り換える。この道はもう通年シャトルバスのみ通行可になっているらしい。年間300万人の観光客が訪れる国立公園なので、環境への配慮は最優先過大なのだろう。バスは30分置きにでているのでまったく問題ない。

Bear Lake行きのシャトルバスに乗り、Bear Lakeの直前のGlacier Gorge Junctionで降りて、Mills Lakeトレイルを歩き始めたのがAM10:30だった。
出発地点で既に気温はかなり低く、時折晴れ間がのぞくが雲行きはかなり怪しかったので先を急いだ。
歩き始めて30分でAlberta Fallsに到着、小さな滝だ。トレイルは完璧に整備されており、案内板も正確で道に迷ったりする事はない。比較的急な登りが続くが、それも最初だけだ。Sky Pondへの分岐の手前ぐらいから、トレイル上に雪が目立ち始めるが、どの雪もトレースで踏み固めてられており、歩きやすい。もちろんスリップには注意しなければならないがアイゼン等は必要ない。トレイル上の小さな峠を通過するときは、風の吹きさらしだったためかなり寒かった。

MillerLakeTrail01.jpg

MillerLakeTrail-Snow.jpg

12時過ぎには目的地のMills Lake(9940feet)に到着した。Mills Lakeはさすがレンジャーが勧めるだけの事はあって、湖からそびえる様に見える尾根の姿は迫力満点だ。尾根上は雲が冠っていて、風が強そうだった。
しかし、ついて間もなく雲が完全に尾根を覆ってしまった。やはり山の天気は朝が勝負だ。

Millerlake-Lakeview01.jpg

そうこうするうちに雪もチラついてきたので、下山する事にした。湖面から吹く風があまりに寒くて、とてもゆっくりする気にはならなかった。

MillerLake-LakeView_1.jpg


下りは登りの2/3位の時間で降りることが可能だが、急激な下山は膝を痛めるので、なるべくゆっくり景観を楽しみながら下った。高度が下がるにつれ(山の尾根から離れるに連れて)天気は回復。やはり尾根周辺だけは特に天気が悪いのだろう。まったく山の天気は難しい。

2時過ぎにはトレイルヘッドに到着。そこからバスを拾って駐車場まで戻った。天気が悪く山の眺めは期待できなかったので、有名なBear Lakeは諦めた。駐車場で少しゆっくりしてから、Moraine Parkまで下った。途中、川沿いに立派な角を持ったRocky Mountain Elkに出会った。(たぶん)。ここRocky Mountain N.P.はElkがそれこそ、Yellow StoneのBuffalo程、沢山いるのだが、やはり立派な角を持った雄を見かける事は比較的少ない。特にエルクは毎年秋に角が落ちるので、5月末ではまだ新しい角の生え始めが多く立派な角は期待できない。そう考えるとこの写真は、違うシカの一種なのかもしれない。(エルクも鹿です)

RockyMoountainElk01.jpg


その後、まだ時間があったので、Moraine Parkから公園の北側をドライブした。目的はSheep Lakeでビッグホーンシープを観察する事だ。この公園は比較的規模が小さく、見所が凝縮しているのでとても簡単に移動ができるのが利点だ。Moraine ParkからSheep Lakesまで車で10分程度で行けてしまうのだ。Sheep Lakeがある、Horseshoe Parkはエルクが沢山いるので、シープの出現を待つ間、Sheep lakeの駐車場で、エルクを観察していると時間がつぶせて良い。

Sheep Lakeにある見張り小屋には常にレンジャーがいてシープの出現を待っている。シープが出現したら、交通整備をしたり、人がシープに近づかない様に見張っているのだ。大変な仕事だ。レンジャーのいる小屋にはシープの出現情報も書いてあり、本日はまだ来ていないとの事だった。このSheep Lakeが特殊な点は、一日に一回程度、山の急斜面をBighorn Sheepが水を飲みに降りてくるのだ。しかも道路を横切って。しかしレンジャーも具体的にいつシープが降りてくるのかまったく予測がつかないとの事だった。普通は「昼間」だよと言っていたが、午前なのか午後なのかまったく不定期なのだそうだ。気まぐれなシープである。自分たちも少しシープの出現を待ったが、現れる様子もなかったので、閉鎖中のOld fall river roadに向かってドライブした。途中、有名な土砂崩れを通過したが、壮絶な後だった。山の斜面がまるまるそげ落ちたようだ。

走行するうちに夕方5時を過ぎ、今夜の宿泊先も決まっていなかったので、Estes Parkに降りる事にした。
Estes Parkには大手のモーテルチェーンもあるが、どこも割高だったので、地元のモーテルを探した。
ダウンタウンの外れに見つけた、Trappers Motel (別名Mountain Sage Inn)が$47と安かったので、そこに決めた。家族経営と言った感じだ。エステスパークには値段も手頃で、山小屋風のロッジも沢山あるのでどうせ泊まるならその様なロッジがお勧めだ。チェーン店は高いくせに個性もなく、こういう場所には適さない。

夕食のためエステスパークを歩いたが、ここのダウンタウンは小さいが個性的なお店が多く楽しい。
夕食はモーテルのおばさんのお勧めの「Poppy's Pizza」でピザを食べたが、安い割には美味しかった。高度が高いからだろうか?たった一杯のビールですごく酔ってしまった。やはり旅行の疲れもあるのだろう。翌日に備え、その日は早々に床についた。

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