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2004.08.27

Glacier National Park(2)

8/8/04 2nd day

旅行2日目は眠い目をこすって朝7時に起床。モーテルのFree Breakfastを食べて朝8時にSpokaneを出発。SpokaneからはI-90を東に進むとすぐにアイダホ州の州境だ。アイダホ州に入るとこれまでの平らな景色が一変して山間路となる。ロッキーが近づいてきた気配が漂う。この辺はアイダホ州でも北部の外れなのでかなりの田舎。高速を走りながらでさえ「あーここで停まって一日ゆっくりしたいなぁー」と素敵な湖や小川がそこら中にある。いかにも「クマがウヨウヨいそー」っ風景だ。

アイダホ州はすぐに通り過ぎモンタナ州に入る。自分たちはI-90をMissoulaまで行かずに、手前のSt. Regisという小さな町からGlacierに向けて北上。この町にある小さなVisitor Centerはとても雰囲気が良く、つい長居をしてしまった。アメリカ全般に言える事だが、どんな小さな町でもVisitor Centerが充実していて驚かされる。観光立国ということはもちろんだが、そこで働く老人達が(ほとんど)ボランティアでなりたっているというのも素晴らしい。トイレのため、休憩のため、情報収集のため、無料コーヒーをもらうため、なんにでも役立つVisitor Centerの役割はアメリカ旅行中になくてはならないものだ。

そのVisitor Centerを後にすると田舎道を制限速度70マイルでKallispelまで飛ばす。この辺の田舎道はただただ農地だったり放牧用だったりと代り映えしないが、アメリカの大きさを実感できる広大な土地だ。Kalispelまで来ればもうGlacier National Parkは目の前。車の交通量も増え、ややペースが落ちる。しばらく走るとGlacierの門前町West Glacierに到着。この町は小さなモーテル街といった趣。普段の旅行ならこのWest Glacierに宿を取る所だろうが、今回はキャンプの予定なので関係なし。

ついにやってきた憧れのGlacier。Apgar Visitor Centerで情報収集をする。すでに時間が3時を回っていたため、今夜のキャンプ場をどこにしたら良いか相談する。本来なら今日中にGoing to the Sun Roadを横断してMany Glacierまで行ってしまいたかったのだが、どうやらMany Glacierのキャンプ場は大変な人気で、昼12時のチェックアウトと同時にすべて埋まってしまうとの事。ガーン。国立公園内でのキャンプが初めての自分たちは、まさかそんなに人気だとは思わずかなり驚いた。しかもほとんどのキャンプ場はFirst Come, First Serveのポリシーで埋まって行くので、各キャンプ場の埋まり状況はVisitor Centerではわからないとのこと。これもかなりショック。
(キャンプ場と言っても、ここでは車で入れる「カーキャンプ場」のことで、歩いて行かなければならないバックカントリーキャンプ場は話が別。)
もう夕方になっていたし、今夜の宿泊先が決まらないとやはり不安なので、空いているカーキャンプ場を探しGoing to the Sun Roadを進んだ。Lake McDonald周辺のキャンプ場は空いていたが、そこでは明日のトレイルヘッドまでの距離がありすぎてパス。そのまま進み、雄大な景色であるローガンパスを越え、St. Mary Lakeの脇にあるRising Sunキャンプ場をなんとか確保した。

GTTS.jpg
(写真はGoing to the Sun Roadからの風景)

自分たちが到着した夕方の5時には、ほとんどFullで残りはたった4サイトだった。もちろんその残り4サイトはすぐに一杯なってしまった。

これだけカーキャンプ場が人気があると、その確保は熾烈な競争である。自分たちが到着して、空いてると思ったサイトでテントを広げようとしたら、二人組がやってきて「俺たちが先に確保(Secure)したんだよーごめんねぇー」って確保した証明書を見せられた。がーん。やっぱりキャンプ初心者にはサイトを確保する手順が間違っていたようだ。どうやらここでは、キャンプサイト(番号)を決めたら、それをレンジャーに伝えて、レンジャーに渡される封筒に料金($15/night)およびキャンパーの連絡先、詳細等を書き込んで、キャンプサイトの番号札の掛かっているクリップに封筒の半券を挟まなければいけないのだ。しかもこのやり方はキャンプサイトごとに違っていて、サイトによっては入り口にレンジャー小屋があってそこですべて決められたりといろいろだ。うーんシステムを一貫してほしい気もするが仕方ない。なんとか無事にトイレの近くのサイトを確保できた自分たちはそこにテントを張り、やっと一息し、夕食を取った。それにしてもキャンプサイトから見る山の眺めも最高だ。

risingsun03.jpg


グレーシャーのキャンプサイトは、サイトの一つ一つに食事用のテーブルと、焚き火用のコンロが用意してあって、至れり尽くせりといった感がある。焚き火用の蒔きもキャンプサイト隣のグローサリーストアで買えるし、そこにはビール等も置いてあるのでまったく文句なし。備え付けのトイレも水洗でばっちり清潔。
グレーシャーはクマが頻繁に出没するため、食品の管理は徹底しなければならないが、このサイトでは「車のトランクにしまえば良いよ」とのこと。あれれ。そんなんでいーの?って感じ。

risingsun02.jpg

夜7時半からは、レンジャーによる「History of Glacier National Park」というテーマの野外レクチャーが行われた。約1時間弱の話だったが、国立公園以前の歴史から動物の毛皮の実演にいたるまでの多彩な内容は、豊富な知識はさすがレンジャー!という感じだ。まったく興味は尽きない。話が終わる頃はもう周囲はかなり暗くなってくる。キャンプサイトのQuiet Hoursは夜10時から翌朝6時まで。終日のドライブに疲れた自分たちも早々にシュラフに潜り込んだ。今日も長い一日だった。

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